KIM SONGHE EXHIBITION – DEARTOY

KIM SONGHE EXHIBITION – DEARTOY

2019.11.30 Saturday - 2019.12.29 Sunday

『世界中の大人や子供達があらゆる固定概念から解放され、自分だけの光を灯せますように』
― KIM SONGHE ―

この度、The Blend Innでは、シャンデリア アーティスト、キム・ソンヘの大阪では初となる展覧会を開催いたします。”DEARTOY” と題した本展では、使い古されて今では遊ばなくなったTOY(おもちゃ)を、ここ大阪市此花区の住民のみなさんから集め、自分 (あなた)に向けて新しく制作し発表する展覧会です。
1982年生まれのキム・ソンヘは、在日朝鮮人として幼少期より自身のアイデンティティに向き合わざるを得なかった環境で育っていく過程で、ふとした瞬間に自らの姿を写し出しているかのように目に飛び込んできた、使い古された日の当たらないおもちゃた ちを素材に、人々が集まる明るい場所としての象徴=シャンデリアをモチーフにした作品を、主な表現として制作し続けています。
それらの作品には、国籍や容姿、年齢や性別への差別や偏見といった壁は一切なく、むしろそれらの”違い”があるからこそ成立する美しさや自由さをそこに発見することができます。今、私たちが生きている現代社会は、自分にとっての正しさばかりを声 を荒げて主張し、それによって自らの利益だけを優先とすることが当然のようにまかり通るそんなおかしな時代です。そして、それを間近で見ている子どもたちは、そんな社会を見本にしてすくすくと育っていくのでしょう。
キム・ソンヘの作品は、今私たちが少しだけ忘れかけている大切なことに気付かせてくれるはずです。そして何より、みなさん一人一人が幼少期の記憶に持っているはずの素晴らしい経験や場面について、思い起こすきっかけとなることを願います。キム・ ソンヘの最新展にどうぞご期待ください。


会期: 2019年11月30日(土) 〜 12月29日(日)
時間: 8:00―11:00/15:00—21:00〈会期中無休〉
会場: The Blend Inn
住所: 〒554-0013 大阪市此花区梅香1-24-21
TEL: 070-1745-1250
入場料:​ 大人500円/中学生以下、無料
※ご宿泊のお客様は、無料 ※会期中何度でもご入場できるパスポートを発行します。

内覧会: 11月29日(金) 19:00―21:00 ※どなたでもご参加いただけます。


オープニング・トーク: 11月30日(土) 14:00―14:30
登壇: KIM SONGHE(シャンデリア アーティスト)
  : 辺口芳典(詩人)
司会: 藤木洋介(キュレーター)
予約定員制: 50名様(先着順・着席)/ 参加料: 1,000円(入場料込・税込)


ワークショップ: 11月30日(土) 14:30―16:00
予約定員制/参加対象: 15名様(先着順・座談)/12歳以下のお子様(親子同伴) 参加料: 2,000円(税込)

※ワークショップにご参加の方(親子)は、トーク参加費および入場料は無料となります。
参加条件: お子様のおもちゃを、3個以上ご持参ください。

※オ​ープニング・トーク、ワークショップのご予約は、The Blend Inn(event@theblend.jp)まで下記必要事項をメールにてお送りください。
1.件名 「DEARTOY トークイベント応募」 or 「DEARTOY ワークショップ応募」
2.氏名(フルネーム)
3.ご住所
4.お電話番号

PROFILE

KIM SONGHE(キム・ソンへ) / シャンデリア アーティスト
キム・ソンヘは1982年に在日朝鮮人の三世として東京に生まれた。
18歳まで朝鮮学校に通い、その後、織田ファッション専門学校に進学。卒業後作家活動を始め、2005年セレクトショップ「 Loveless」にて展示したシャンデリア作品が注目を集めたのを契機にシャンデリア作家として独立。以降、国内外の企業やブラン ドへの作品提供、空間ディスプレイ、プロダクトデザインを手掛けてきた。 2009年には韓国・ソウルのハンガラム美術館で開かれた「U.S.B: Emerging Korean Artists in the World 2009」展や、アメリカ・サ ンフランシスコのSUPERFROG Galleryにて作品展示を行ったほか、2016年には初となる作品集『TROPHY』を刊行。それに合わ せ、ラフォーレ原宿で大型展覧会「トロフィー」を開催し、好評を得た。 ぬいぐるみやアメリカン・トイ、達磨や招き猫、熊手といったアイテムをコラージュして作られるキムの作品群。「ジャンク・コラー ジュ」と評されるこうした手法をキムが採用するのは、キムの在日朝鮮人三世という出自と無関係ではない。作品には、常にマイ ノリティーとして生きてこざるを得なかったキムの多文化主義に対する理想が投影されている。だからこそ彼女の作る作品は一 見ごちゃごちゃな「ジャンク」であるようでいて、その世界は奇妙なバランスで均衡を保っているのだ。